塗装クロス貼替工事

今回は、パブリックスペース(公共の施設など)の壁でよく見る、塗装クロスの貼替です。

 

住宅用の剥がして貼るというビニールクロスとは違って、

①剥がす(裏紙が残らないようにきれいに剥がす)

②下地処理(剥がれないように薬剤を塗ります)

③クロス貼(ガラス繊維の硬いクロス)

④塗装(専用塗料などで塗装)

 

という、おおざっぱに分けて4つの工程が必要になります。

公共の施設なので、防炎品を使用するのは当然なんですが、防炎認定を受けて、防炎ラベルという証明書のようなものを取得するためには、上記の工程をきちんと行う必要があります。

この工事は、撤去作業を根気強くすることが一番大変です。

貼るよりも、撤去の方が時間がかかりますから。

 

この塗装仕上げ壁紙は、剥がれなければ、何回も塗装してリフォームが可能なので、初期投資はかかりますが、ランニングコストが安く公共の施設ではよく使用されています。ルナファーザーと同じような製品ですね。

 

使用材料

川島織物セルコン:コーティンウォールストライプⅠ(専用塗料有)