カーペット貼替工事(グリッパー工法)

カーペットの貼替工事です。

材料の老朽化と、使用によってカーペットの継ぎ目が剥がれてきたり、ドア周辺が擦り切れてきたりしてきたので、貼替え修繕工事を行いました。

 

 

今市場に出回っているカーペットの種類は大別して3種類です。

①織カーペット(織絨毯)

②タフテッド織カーペット(タフト織カーペット)

③タイルカーペット

 

①織カーペット(織絨毯)は、手作業や専用の機械などで織ってある絨毯です。

高級で有名なものには、ペルシャ絨毯などもあります。織り方もいろいろあり、経糸、横糸、裏地などがすべて縫い合わされているので、頑丈で耐久性が高いのが特徴です。

 

②タフテッド織カーペットは、表面のフカフカしたカーペット部分と裏地とを、ゴム系の接着剤で接着したもので、織絨毯に比べて作成にかかる手間が省かれるので、織カーペットに比べて安価です。ただ、歩行量などによっては接着剤がはがれたりして転倒の恐れが出たりする場合がありますので、注意が必要です。

 

③タイルカーペットは、カーペット表面の布地を、裏地ではなく、塩ビなどの素材で固めたもので、大きさは50センチ角が主流です。値段はピンキリで、主にオフィスの床や、貼替の頻度の高い場所に使用されます。デザインも多種多様で、いろんなところで目にすることができます。

 

今回の工事ではタフテッドカーペットを、①織カーペットの中の、ウィルトン織カーペットに貼替えしました。

 

また、工法はグリッパー工法といって、床下地に直接貼りつけるのではなく、グリッパーという釘の打ち込まれた木にカーペットを引っかけて部屋全体に敷き詰める工事の方法です。

ホテルなどなどはこの方法でカーペットを貼ることが多いです。

 

反また、床下地に直接、接着剤で貼付ける直貼工法というものもあります。

 

 

 

使用材料

カーペット スミヨシ:ミニスターループ